半導体の会社分析

【海外勢中心】世界トップの半導体メーカーたち

世界トップの 半導体メーカー

Intel(インテル)[アメリカ]

インテルは、米国カリフォルニアにある半導体業界世界最大クラスの多国籍企業です。

1968年に設立され、1971年に世界初のCPUを発表しました。

大事なところなので繰り返します、世界初です。

これがすごいところ。

パソコンやスマートフォンの脳みそにあたるCPUを初めて製品として発表したのがインテルです。

元祖です。

もちろんCPUだけでなくフラッシュメモリなど他の半導体も量産しています。

CPUと一口に言っても、用途ごとにCPUの設計を変えて世界に供給しているのがインテルです。

パソコン用のCPUや、データセンターの大きなサーバー用のCPUや、スマートフォンなどのモバイルデバイス向けのCPUなど、CPUにもいろいろな種類があります。

ノートパソコン用のCPUは、ノートパソコンのサイズのバッテリーに合わせて消費電力が設計されたりしているので、ノートパソコン用のCPUでスマートフォンを動かそうとすると、すぐにスマートフォン用のバッテリーが尽きてしまうでしょう。

そしてスマートフォンにはノートパソコンほどのCPUの処理能力は必要ない事が多いので、オーバースペック(宝の持ち腐れ状態)になってしまうはずです。

さらにデバイスによって、OS(Operation System オペレーションシステム)も違ってくるのでCPUもいろいろと調整が必要なのです。

スマートフォンで「Mac OS」は動きませんよね。Mac OSが動作するのは、Macbook Air やMacbook Proだけです。

マルチコアCPUが強みのインテル

インテルは1992年以降から現在まで、世界一の半導体メーカーとして君臨しつづけています。

一度も一位の座から凋落したことがないのです。

インテルはパソコン向けCPU市場で、60%に迫る世界シェアを誇っています。

インテルは、CPUの高速化を極限まで推し進めているリーディングカンパニーです。

最初の頃は、数百kHzの動作周波数だったものから数MHz(kHzの1,000倍の速度)、そしてGHz(kHzの1,000,000倍)を超えるところまで、CPUのパフォーマンスを引き上げています。

近年は、ひとつのCPUコアに頼るのではなく、複数のCPUコアを使って並列に動作させて性能向上を図る手法を積極的に使っています。

これをマルチコア化といいます。

ひとつのCPUパッケージのなかに、2つのCPUコアがあるものをデュアルコアといったり、ひとつのCPUパッケージのなかに、4つのCPUコアがあるものをクアッドコアと呼んだりします。

コア数が増えるほど、並列動作させるコア数が増えるので処理速度が速くなります。

最新の情報では、18コアという大変多いコア数のCPUも出てきています。

見た目は1つのCPUなのに、中には18個のCPUが入っているように、コンピュータが認識できるんです。

すごい技術ですよね。

すごい技術が詰め込まれているので、基本的にコア数が増えると、一緒に価格も上がります。

Samsung Electronics(サムスン電子)[韓国]

サムスン電子は、韓国を代表するトップ企業です。

日本のトヨタのような企業です。

サムスン電子が設立されたのは、1969年。

世界各地に65の生産工場と130の販売法人を展開していると言われています。

特に大きな世界シェアを持つ製品としては、以下のように家電から半導体まで多岐に渡ります。

・中小型有機ELディスプレイ

・薄型テレビ

・液晶パネル

・スマートフォン

・デジタルカメラ

・半導体部門

 ・DRAM(メモリ)

 ・NAND型フラッシュメモリ

 ・アプリケーションプロセッサ

サムスン電子は、自社の半導体ラインでファブレスメーカーの半導体製造を請け負うファウンドリ事業も行っており、利益を上げています。

10nmレベルの精度で加工するプロセステクノロジーを持っているといわれており、世界的な半導体トップランナーとしても評価されています。

また、サムスン電子の半導体といえばやはりメモリです。

このファブを最大限に使いこなした上で生産されるメモリには高い信頼性があります。

メモリ事業は10年以上にわたり、DRAM、NAND型フラッシュメモリ、ソリッドステートドライブ(SSD)で、テクノロジーリーダーシップと世界におけるトップシェアを維持し続けています。

また、システムLSI(Large Scaled ICs)事業も幅広いアプリケーションに対応するディスプレイドライバICやCMOSイメージセンサ、モデムチップセット、アプリケーションプロセッサ(Application Processor)のようなロジックIC製品を量産しています。

近年は設備投資と研究開発に大型投資を行っており、既存のメモリ、有機ELパネル製造に加えて、次世代通信規格に対応した通信インフラ設備やバイオテクノロジー、人工知能、自動車部品などにもチカラをいれていくはず。

SK Hynix(エスケー・ハイニックス)[韓国]

後日書きます。

Micron Technology(マイクロテクノロジー)[アメリカ]

後日書きます。

Qaulcomm(クアルコム)[アメリカ]

後日書きます。

Broadcom(ブロードコム)[アメリカ]

後日書きます。

Texas Instruments(テキサス・インスツルメンツ)[アメリカ]

後日書きます。

MediaTek(メディアテック)(台湾)

後日書きます。

KIOXIA(キオクシア)[日本]

後日書きます。

NVIDIA(エヌビディア)[アメリカ]

後日書きます。

ROHM(ローム)[日本]

後日書きます。

ソニーセミコンダクタソリューションズ[日本]

後日書きます。

東芝デバイスアンドストレージ[日本]

後日書きます。